●計帳 けいちょう
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祖税を課するために毎年作成された戸籍と並ぶ基本台帳。大計帳あるいは単に大帳ともいう。四度公文書の一つ。毎年6月30日以前,国司は各戸主に命じて,戸内全部の口数の昨年との比較と戸内各人の年令,性別,課不課の別,容貌を提出させ(これを手実という),これを郡毎に集計して人口・庸調などの統計を記し,8月30日以前(陸奥・出羽・大宰府管内は9月30日以前)に一通を国衙に残し,一通を大帳使に付けて太政官に報告することになっていた。太政官ではこれを民部省に下し,主計寮においてその年度の歳入の基礎としてとりまとめ,6年間保存した。もし6年間手実を提出しない戸があればその田は没収されて公用にあてられた。この田は京職では識写田,国では国写田と呼ばれた。