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●慶州 けいしゅう

アジア アジア AD 

 韓国慶尚北道にある古都。古代新羅王国の1,000余年の都城の地,釜山の北方約85kmの地点にある。東方迎日湾に流れ込む兄山江の中流域,南北約10km・東西約8kmの盆地にある。新羅は7世紀後半に半島を統一し,絢爛たる貴族的仏教文化を慶州の地に花開かせた。新羅文化華やかなりし時代の遺跡は,市内のみならず盆地のいたるところに遺り,さながら野外の一大歴史美術博物館である。盆地を流れる南川の北岸には当時の王城であった半月城址があり,その北面には金の始祖が降臨したとされる伝承地,鶏林,別宮のあった臨海殿跡,また東洋最古の天文台とされる瞻星台がある。仏教関係の遺跡として,皇竜寺跡・芬皇寺跡・銅像薬師如来立像のあった柏栗寺,南山一帯には無数といってよいほどの磨崖仏をはじめとする仏跡がある。東方吐含山麓には,仏国寺,その山頂には石窟庵があり,新羅芸術の粋を集めている。また,市内と周辺山麓部には,おびただしい古墳が存在し,そのなかには,燦然たる黄金の王冠を出土した金冠塚,金鈴塚,瑞鳳塚,天馬塚が存在する。半月城址の近くには国立慶州博物館がある。