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●警視庁 けいしちょう

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 日本の首都の警察権を握る官庁(現在,都警察の本部)。明治維新当初は東京府兵が置かれていたが,廃藩置県とともに1871年(明治4)邏卒制度が布かれた。1872年兵部省から司法省警保寮に移管。1873年内務省設置に伴い警保寮は同省に移り,川路利良の建白によって東京警視庁が設置された。警視長以下大警視・大警部などが置かれ,邏卒は巡査に改められた。1877年東京警視庁を廃し,東京警視本署を置く。西南戦争では新撰旅団を編成,派兵した。1881年警視庁として復活。長官は警視総監で内務大臣が直轄し,管区内市区町村長を指揮監督する権限をもった。第二次世界大戦後内務省廃止で改編され,1947〜54年(昭和22〜29)の旧警察法当時には都公安委員会のもとに自治体警察となり,大阪市の自治体警察本部も警視庁と呼ばれた。1954年警察法改正により,都警察の本部となった。警視庁は都公安委員会の管理のもとに都警察の事務をつかさどり,長を警視総監という(第47・47条)。警視総監国家公安委員会が都公安委員会の同意を得た上内閣総理大臣の承認を得て任免する(第49条の1)。現在首都警察として装甲車・ガス銃などを装備した強力な機動隊をもつ。