●警察予備隊 けいさつよびたい
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警察力を補充する目的で創設された警察隊。1950年(昭和25)6月25日,北朝鮮軍の韓国侵入によっておきた朝鮮戦争にさいし,米国は韓国支援のため,直ちに,日本占領中の極東海空軍,続いて地上兵力のほとんどすべてを韓国へ出撃させた。そのため,日本の治安を懸念したマッカーサー元帥は,同年7月8日吉田首相にあて,国内警察力と海上警備力の強化を促す書翰を送った。〈日本政府に対し,7万5,000人の国家警察予備隊の創設と,海上保安庁定員8,000人の増加のために必要な措置をとることを許可する〉。日本政府はこれに従い8月10日,“警察予備隊令”を公布した。在日米軍の朝鮮出動に伴う空白を埋めることを直接の目的に置き,ある程度の武器(戦車や軽飛行機など)を装備する実力部隊として創設されている。その組織は,総理大臣に直属する本部長官下に,部隊の直接指揮に任ずる総隊総監が置かれ,部隊は4管区隊に分かれていた。なお1952年(昭和27)には“保安隊”となっている。
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