●計画経済 けいかくけいざい
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国家がその国の経済全般にわたり一つの目標を設定し,その実現のために計画的に運営される体制をさす。生産手段の私有による自由な利潤追求をめざす自由経済への反省として第一次世界大戦後に行われはじめた。1919年ドイツ社会民主党が「計画経済案」を作成し,1921年にはソ連で着手され,1928年から「五か年計画」が実施された。やがて,ドイツやイタリアではファシズムの成立とともに,国家計画が強化され,また,アメリカのニュー=ディールも計画経済といいうる。第二次世界大戦後は,資本主義国においても,財政金融政策などで自由競争が制限されており,国家による経済計画が一般化した。しかし,計画経済を徹底すれば,生産手段の国有化と生産の国営が必然であり,計画経済が社会主義体制と結びつけられて考えられるのはこのためである。日本においても,戦後,経済自立五カ年計画とか長期経済計画・所得倍増計画など,計画経済を取り入れた立案が実施された。