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●君主制 くんしゅせい

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 一般的には君主が国家の主権者・統治者である政治形態をさす。歴史的には,自分を神の化身か代理者とみなし,官僚機構を通じて強大な権力を振るったオリエントのような“専制君主制”,土地の授受を媒介として権利・義務を契約的に定めて臣下との関係を封建的に維持する西欧中世のような“制限君主制”,富と直属の軍隊・官僚機構によってほかの社会勢力から相対的に独立し,その正当性を神から与えられたとするヨーロッパ近世初頭にみられた“絶対君主制”,絶対君主の正当性が批判されて人民の同意やそれとの契約という思想によって正当化をはかった“啓蒙君主制”,憲法によって君主の権力が制限され国民代表機関の議会が国政の中心となる“立憲君主制”などがあげられる。なお現代では,アジア・アフリカなどの発展途上国のいくつかの例をのぞいて最後の場合がほとんどで,ふつう公選の大統領あるいは1党独裁の最高指導者のもとでの共和制に対してこういわれている。