●クローヴィス1世 クローヴィスいっせい
AD466
466ごろ〜511 フランク国王。481年父ヒルデリッヒl世からサリ族の王国を相続する。フランク諸支族を支配下に統合するのと平行して,一連の征服戦争を行った。486年ガリアにおけるローマ人最後の支配者,シアグリウスをソアッソンの戦いで破り,ソンム河とロアール河のあいだを獲得する。496年アラマン族と戦い,ライン河上流地方を占領した。その後ランスで司教レミギウスの手で,3,000人の家臣とともに洗礼を受け,カトリック教徒になった。507年西ゴートの国王,アラリック2世とヴィエで戦い,勝利を収め,アキタニアを入手した。かくてガリアにおける大征服王国の成立をみた。なお508年東ローマ帝国アナスタシウス1世からコンスルの称号を受けている。クローヴィスの征服事業と征服王国の統治は,古ゲルマン以来の徒工制を中核とする軍事力にもとづくとともに,彼の改宗によるカトリック教徒であるガロ=ローマ人,とくに高位聖職者の支持と忠誠に負っている。