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●クレルモン宗教会議 クレルモンしゅうきょうかいぎ

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 1095年11月教皇ウルバヌス2世(在位1088〜99)が中部フランスの都市クレルモン(現クレルモン=フェラン)に召集した宗教会議。当時西欧のキリスト教徒のあいだでは,イェルサレムにある聖墓への巡礼が盛んであったが,1071年セルジュク=トルコは聖地を占領,東方貿易の利益独占をはかってキリスト教巡礼者を迫害した。また東ローマ帝国領の小アジアに攻撃を加えた。そこで東ローマ皇帝アレクシウス1世は対イスラーム戦援助を要請。これに応えてウルバヌスは会議を召集,聖地回復の十字軍を提唱した。会議では,教会綱紀粛正や“神の平和”などが討議されたのち,教皇は東方の豊かさを強調しながら対イスラーム遠征をすすめた。これに対し,参集した聖職者・王侯・騎士はもとより,都市民・農民まで十字の印をつけての聖地遠征参加を誓った。1096年第1回十字軍が出発した。