●クレオパトラ7世 クレオパトラななせい
アフリカ エジプト・アラブ共和国 BC69 プトレマイオス朝
前69〜前30 エジプトのプトレマイオス朝の最後の女王(在位前51〜前30)。プトレマイオス12世の次女。父の死後弟プトレマイオス13世と結婚して共同統治者となる。弟とその廷臣たちによってエジプトを追われるが,アントニウスを追ってエジプトに進軍したカエサルの愛妾となり援助によって前48年王位に復帰する。前46〜前44年までローマで過ごしカエサルの暗殺(前44)後エジプトに帰り,カエサルとのあいだに生まれたカエサリオンを共同統治者に任命する。カエサル死後のローマの政争では中立を保つが,前41年小アジアのタルソスでアントニウスと結ばれ二人の子供を生み前37年正式に結婚。前34年アントニウスから東方の諸属州の統治権を与えられる。しかしオクタヴィアヌスとアントニウスの対立が決定的となり前31年ローマ帝国の支配権とプトレマイオス王朝の復興をかけたアクティウムの海戦が行われる。この海戦でクレオパトラとアントニウスの連合軍は敗れる。前30年アントニウスがアレクサンドリアで自殺したのち,クレオパトラもオクタヴィアヌスに捕えられるが毒ヘビに咬ませて自殺,15代300年あまりつづいたプトレマイオス王朝も滅亡する。美貌・高い教養・才知・活動力をもち権力欲の強い女性であった。
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