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●クールベ

ヨーロッパ フランス共和国 AD1819 ブルボン朝

 1819〜77 フランスの画家。スイスに近い小村オルナンの富裕な農家に生まれた。パリに出て法律を学んでいたが,しだいに絵に関心を抱き,ルーブル美術館の名画を模写しながら絵画を独学した。彼の画風は見たままの物・風景をあるがままに描く徹底した写実主義で,当時,ロマン派など旧派の観念的な作品で占められていたサロンでは異色の存在であった。1855年パリ万国博でのサロン出品を拒絶されるにいたり,彼は抗議の意を込めて個展を開いた。そこで,代表的な大作となる『アトリエ』を発表し,自らの立場「レアリスム」を主張した。そのほか彼の代表作には,『石割人夫』『セーヌ河畔の娘たち』『オルナンの埋葬』などがあげられる。晩年は,1871年のパリ-コンミューンに参加し,バンドーム広場の記念柱を破壊した罪に問われて投獄された。釈放後はスイスに亡命したが,再起しえないまま没した。