●クルプスカヤ
AD1869
1869〜1939 ペテルスブルク(現在のレニングラード)生まれ。ソ連の教育家でレーニンの妻。1891年から5年間夜間学校・日曜学校の教師をつとめ,そこで生徒をとおして労働者の生活にふれ,労働運動に参加する。この間にレーニンと知り合う。1895年レーニンが組織した「労働者階級解放闘争同盟」に参画する。翌年逮捕され,シベリアに流刑される。同地でレーニンと結婚。1901〜17年の間,レーニンとともに亡命生活を送る。その間に主著『国民教育と民主主義』(1917)を著す。彼女は,学校は全面的に発達した人間の養成を目的とし,階級のない社会において生活と生産の主人をつくりだす総合技術教育を行うべきであると主張し,労働者階級のための教育を理論化した。革命後はソビエト教育実践の指導に尽力した。〔参考文献〕『クルプスカヤ選集』全11巻,1969〜74,明治図書