●クリシュナ川 クリシュナがわ
アジア インド AD
かつてはキストナ川とも呼ばれていた。インド南部のデカン高原を東流し,コロマンデル海岸北部でベンガル湾に注ぐ河川。ボンベイの南東,西ガート山脈に源を発し,デカン高原上をマハラシュトラ州・マイソール州を横切って,アンドラプラデシュ州のマチリパトナム付近でベンガル湾に流入する。本流の全長1,300km。河口では,ビジャヤバーダ付近で,いくつかの分流を分けてデルタをつくり,北方のゴダバリ川のデルタと連続したひとつづきの大平野を形成している。クリシュナ川とゴダバリ川とは運河で結ばれ,河川とともに,平野の広い水田地域の灌漑に利用されている。なお,クリシュナ川支流のムシ川上流河畔にはデカン高原内陸の大都市ハイダラバードが位置する。また,支流ツンガバードラ川のホスペット付近には1956年に完成したツンガバードラ=ダムがあり,旱ばつに悩む半乾燥地域の約50万ヘクタールの農地を灌漑するとともに,発電・飲料水や養魚などにも利用されている。