●グラスゴー
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スコットランドのラナークシャーにある都市。エディンバラの西70kmに位置し,市街はクライド川の両岸にひろがる。エディンバラが政治と文化の中心都市であるのに対して,グラスゴーはスコットランド最大の都市であり商工業の中心地である。とくに造船業は有名で,クイーン=エリザベス2世号もここで進水した。中世のグラスゴーは教会と市場をもつ小さな自治都市にすぎなかったが,1707年スコットランドがイングランドと合同してのち,アメリカ植民地や西インド諸島との大西洋貿易の拠点として発達した。さらに,産業革命がおこると,付近に産出する石炭や鉄鉱石をもとに製鉄・造船・繊維・醸造工業が盛んになった。15世紀の中ごろに創設されたグラスゴー大学は,18世紀に経済学者アダム=スミスを生んだ。ジェームズ=ワットは,この大学のおかかえ器機製造人で,蒸気機関の改良プランがひらめいたのは大学の構内の芝生の上であったと自ら語っている。