●グノー
ヨーロッパ フランス共和国 AD1818 ブルボン朝
1818〜93 フランスの作曲家。フランス楽派の祖ともいわれ,のちのフランスの作曲家に大きな影響を与えている。グノーの父は画家であり,母はピアニストという家庭環境のもとで,幼少より母親からピアノのてほどきを受けた。1836年パリ音楽院に入学し作曲を学んだ。1839年にはカンタータ『フェルナン』でローマ大賞第1位を得た。その後ローマヘ留学し,教会音楽に関心をもったが,なかでもパレストリーナの教会音楽を研究した。帰国後は教会のオルガニストと合唱長をつとめ多くの合唱曲を作曲した。一時期聖職者を志して勉強したこともあったが,結局断念している。オペラ『ファウスト』と『ロミオとジュリエット』は彼の代表作であり,とくに『ファウスト』はフランス=オペラの代表作ともいわれ,彼の名を不朽のものとした。また,バッハの平均律クラヴィーア曲集の前奏曲第1番を伴奏に用いた,いわゆる“グノーのアヴェ=マリア”は今日でも有名である。
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