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●グーテンベルク

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1399 

 1399ごろ〜1468 ドイツの活字印刷の発明者。彼の生涯については不明な点が多く,オランダのコスターを創始者とする説もある。しかし彼をヨーロッパにおける印刷術の創始者とするのが通説。マインツの生まれであるが,そこを離れてシュトラスブルクに滞在中に印刷の仕事を始め,その後マインツに帰って印刷術を完成させたといわれる。1450年ごろ,金銀細工師フストの協力を得て印刷工場を設け,天文暦や免罪符の印刷を手がける一方,さらに技術の改良を行って,『36行聖書』や『42行聖書』の印刷を行っている。しかし,やがて事業が行き詰まって印刷工場を手放すが,新しい協力者の援助で印刷工場を再建した。そこでさらに活字の改良に努め,『グーテンベルク聖書』と呼ばれるものを出版した(1460ごろ)。その後印刷事業から手を引くが,マインツの大司教が彼の事業の意義を認めて恩俸を与えたため,晩年は比較的安定した生活を送った。