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●グィッチァルディーニ

AD1483 

 1483〜1540 イタリア=ルネサンス期の政治家・歴史家。フィレンツェの名門出身。1505年ピサ大学卒業(民法)後,政治活動に専念。1511〜14年駐スペイン大使。1516〜24年には教皇レオ10世によりモデナ総督に任命される。1517〜23年その権限はレッジョに拡大。1521〜22年さらにパルマにも拡大。1527年ローマ荒涼後クレメンテ7世によりスペイン側に肩入れしたと非難され引退させられる。1530年メディチ政権復活。しかし1537年同家のアレッサンドロが暗殺されて以後不興をかい,別荘に引き込もる。主著として『フィレンツェ史』(1509,1378〜1509年の歴史)と『イタリア史』(1537〜40,1492〜1534年の歴史)。友人のマキァヴェリと違い,メディチ家に取り入り,大使や総督を務めた。ともにイタリアの現状を分析的に説き,近代歴史学の祖といわれながら,マキァヴェリが少数の君主に望みをおいたのに対し,彼は政治的指導力の無用さと理想拒否で打算によって動く人間の歴史を書いた。