●金田一京助 きんだいちきょうすけ
アジア 日本 AD1882 明治時代
1882〜1971(明治15〜昭和46)大正から昭和時代にかけての言語学者・アイヌ語学者。1882年5月5日,盛岡市に久米之助の長男として誕生。1907年東京帝国大学文科大学卒業,1922年(大正11)国学院大学教授,のちに同名誉教授。1928年東京帝国大学助教授,1941年同教授。1935年文学博士,1948年日本学士院会員となり,1954年文化勲章を授与され,1971年11月14日,89歳で没す。墓は東京都文京区本郷の喜福寺にある。法名寿徳院殿徹言花明大居士。東大在学中から北海道や樺太の各地にアイヌ語の実地探査を行い,アイヌ叙事詩ユーカラの筆録とその研究に新分野を拓いた。『アイヌ叙事詩ユーカラの研究』(2巻,1931)はその代表作であり,1932年に帝国学士院(恩賜)賞を授けられた。晩年には『アイヌ叙事詩ユーカラ集』(8巻)を纏めた。著書には『国語音韻論』『国語史−系統篇−』など国語学に関するものや,随筆集『心の小径』『北の人』がある。『明解国語辞典』などの辞書や,国語教科書の編者としても知られる。