●キルケゴール
ヨーロッパ デンマーク王国 AD1813 オレンボー王家
1813〜55 デンマークの宗教思想家。実存哲学者。第一次世界大戦後のドイツの危機神学に大きな影響を与え,キリスト教会の革新者の一人。父ミカエル=ベーダーゼン=キエルケゴールと母アンネ=セーレンスグッタの7番目の子。父はユトランド半島出身,コペンハーゲンで成功,1830年,コペンハーゲン大学入学,キリスト教への懐疑,1834年より日記を書き始める。そして1835年7月ジュラン島北瑞への旅で実存思想にめざめる。父の生活の秘密をしることも大きい。その後父へ反逆し,1837年レギーネ=オルソンと邂逅し,1840年婚約,41年破棄。これ以来人身攻撃をうけ,孤独感になやむ。そして迫害に耐えて単独者を意識し,衆の虚偽性を暴き時代批判者となり,偽信と教界の堕落を批判し,のち国教会を攻撃したが,1855年に昏倒し死す。著書としては『あれかこれか』(1843)なる美学考と哲学的断片。宗教的著書『愛のわざ』(1848)・『死に至る病』(1839)・『キリスト教修練』(1850)がある。