●桐生 きりゅう
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群馬県南東部,栃木県境にある都市名。1921年(大正10)市制執行。足尾山地の南端,渡良瀬川と桐生川の合流地点に部落が発達。北関東有数の機業都市。古くは仁田山絹の産地で有名。1591年(天正19)桐生領54カ村住民を移して桐生新町をつくる。1600年市場町として発展,その後糸染織物地として栄える。つねに幕府の保護をうけ「旗絹地」と宣伝する。江戸中期,西陣の技法を石田九野が導入以来,西陣に比すべき高級絹織物業地帯となり,技術・織法の改良もあって,桐生絹は有名となる。大手の買次商が出現し,マニュファクチュアも発展,地方都市桐生は文化的にも栄え,江戸との文化交流を結ぶ。明治初年には近代化をはかる。輸出絹織物業地帯として発展,桐生織物同業組合を中心に工場数は増加する。城のない町桐生の市民精神は,織物輸出機業,金属・電気機器工業地となり,キノコの種子菌やパチンコ業などにも進出する。両毛線・上毛電鉄・足尾線の交通上の要衝にもある。