●ギリシア独立戦争 ギリシアどくりつせんそう
ヨーロッパ ギリシャ共和国 AD1821 オスマン帝国
1821〜29 オスマン=トルコ(帝国)からのギリシア独立の戦争。ビザンティン帝国の滅亡後,15世紀以来オスマン=トルコの支配下にあったギリシアにも,19世紀には民族的覚醒が進んだ。1821年,イプシランティが最初の独立運動組織ヘタイリア=フィリケ(「友の会」の意)を母体に挙兵した。これは失敗に終わったが,これをきっかけに独立戦争がおこった。1822年に独立宣言が発せられたが,トルコ軍とこれを支援するエジプト軍によって制圧された。だが国際的な支援運動がおこり,ロシア・イギリス・フランスが干渉にのりだした。1827年これら3国の連合艦隊が,ナヴァリノの海戦でトルコ・エジプト連合艦隊を破り,独立が達成され,1829年のロンドン会議で正式に承認された。〔参考文献〕木戸蓊『バルカン現代史』1977,山川出版社
斉藤孝「ウィーン体制」『世界歴史』18,1970,岩波書店