●切替畑 きりかえばた
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切畑・切替ともいう。江戸時代まで山間部に多く用いられた農法。山腹など雑木や草のあるところを焼き,その灰を肥料として播種する。地力が弱いために3年ぐらいしか作物はできず,そのつど場所を切り替えたところから,切替畑という。作物は蕎麦・大豆・稗・粟など。切替畑と焼畑との区別は必ずしもはっきりしない。切替畑は焼いたあとの畝を立てるが,焼畑は畝立てをしないとか,切替畑は高に入れるけれども,焼畑は山高といって無反別で定額の租税を納める。あるいは焼かないで,切り替えるだけのものを切畑という説があるが,地域によって異なる。木曽地方では焼畑を切畑ともいう。切替畑を焼畑の別称とするところはかなり多い。『徳川幕府県治要略』『地方凡例録』などは焼畑と同じとする。『日本農民史語彙』『日本経済史料典』は耕転の有無によって焼畑と区別している。