●儀礼 ぎらい
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周代の儀式の順序を述べた書。その文献化は孔子没後,礼楽など形式面を強調する儒家の一派(子夏・子游・子張の後学)に始まる。今本の内容のうちその葬礼は戦国初中期の,有蓋鼎は中後期の考古学的所見に合致し,段階的な成立であることがわかる。『荀子』には今本と出入りする辞句がしばしばみられ,戦国末までには今本の原型が完成した模様である。漢初,魯の高堂生が今文の『士礼』17篇を伝え,同時代の徐生から3伝して武帝期の后倉にいたり,宣帝のとき,その門人戴徳・戴聖・慶普の3家が学官に立てられた。二戴および前漢末の劉向で篇次を異にする。今本は後漢末の鄭玄が,高堂生の今文と武帝のとき出土した古文『礼古経』56篇とを校合,劉向の篇次に従ったもの。また1959年(民国48)甘粛省武威出土木簡本は独自の篇次により,慶普本とされる。『儀礼』とは六朝以降のよび方で,漢代には『礼』『礼経』が通称。