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●キョプリュリュ家 キョプリュリュけ

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 オスマン帝国の大宰相(ザドラザム)を輩出した家系。アルバニア系で,初代メフメト=パシャが,根拠地としたアマスヤ県キョプリュの名に因んで,キョプリュリュ家と呼ばれ,17世紀後半から大宰相の地位につくものが続出した。初代メフメト=パシャは,オスマン帝国の支配体制が動揺し,ヴェネツィアがダーダネルス海峡を封鎖するに及んで,1656年大宰相に抜てきされて政治改革を断行した。その遺志をついで,子供のファーズル=アフメト=パシャも,オスマン帝国の国力回復に全力を注いだ。その後,キョプリュリュ家からは,ファーズル=ムスタファ=パシャ,ヌーマン=パシャ,カラ=ムスタファ=パシャらの大宰相が出た。カラ=ムスタファ=パシャは,第二次ウィーン包囲で知られる。オスマン帝国では世襲的門閥は少なかったが,その例外的な有力家系である。