●玉器 ぎょくき
アジア 中華人民共和国 AD
中国において玉(ぎょく)を材料にしてつくられた器。新玉と古玉とがある。新玉は宋以後のもので,古玉をまねた工芸品である。隋唐時代は玉器がさかんでなく,古玉というのはおもにそれ以前のものである。古玉は殷周時代の礼の器であり,秦漢時代の服飾用・埋葬用の玉である。[1]圭璋類:石斧などから進化したもので,権威のシンボルである。[2]ソウ※注1※:方柱状で内部は大きな円管である。古典では,璧(ヘき)をもって天をまつり,ソウ※注1※をもって地をまつったという。[3]璧環類:璧は扁平な環で,穴は小さい。穴の大きいのはエン※注2※といい,さらに肉の細いものを環という。服飾の玉である。[4]彫玉類:魚・竜・うさぎ・牛・鳥などをかたどった小玉である。[5]容器類:殷・周初の既(き),周末の玉杯などである。[6]飾玉類:剣その他につける装飾である。[7]葬玉類:死者の口に含ませる含玉,両眼におく眼玉,鼻孔・耳孔などを埋めるテン※注3※玉,両手ににぎらせる握(あく)がある。
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