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●漁業専管水域 ぎょぎょうせんかんすいいき

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 沿岸国が漁業資源保存などの目的で,外国船による漁獲を規制するために設けた海岸線から200カイリ内の水域。1973年(昭和48)の第三次国連海洋法会議で多くの国々がこれを主張し,さらに,1977年(昭和52)にアメリカ・ソ連両国が200カイリ漁業専管水域を実施し,多くの国々がこれにならった。そのため,国連の統一海洋法の成立をまたずに各国が実施した。わが国もソ連に対抗するため,1977年(昭和52)に200カイリ漁業水域法を実施に移した。わが国の遠洋漁業は漁場を管轄する沿岸国との協定・取り決めなどによって操業することになり,1973年(昭和48)を最盛期に遠洋漁業は下降し始めた。わが国の200カイリ問題は,入漁料の引き上げ,漁獲割当量の削減,水産物貿易のからみなど各沿岸国との漁業交渉が多様で,しだいに難しさを増している。とくに,対米・対ソ漁業交渉は厳しくなった。一方,わが国は水産資源に恵まれた200カイリ水域を有しており,これの管理・活用の研究がすすめられている。