●キューバ革命 キューバかくめい
北アメリカ キューバ共和国 AD1959
フィデル=カストロが率いる「7月26日運動」が中心となり、ハバナ大学生たちの革命幹部会や労働組合が1959年1月1日、フルヘンシオ=バチスタ政権を打倒した革命。最初、反少数政治・反帝国主義(米国の支配排除)をかかげた革命であった。1960年農地改革を完了、国営農場と共同組合農場の2本立てになった。1961年4月、アメリカに亡命しているキューバ人たちがCIA(アメリカ中央情報局)に援助されてコチノス湾に侵入、それをカストロ側が撃退したが、その主力は民兵であった。軍隊を信用しないカストロは民兵制によって防衛につとめたためである。また、干ばつによる不作や米国による経済封鎖のため試練に立たされ、ソ連への依存を強めることになった。1962年ソ連のミサイルがキューバに持ち込まれたため米ソ間で核戦争の危機が生じ、米州会議の加盟国はアメリカ側についた。最初カストロと共産党(人民社会党)は相容れなかったが、両者の協力関係が成立、1960年代末ごろより社会主義革命に転化していった。