50音順    検 索

●キャッサバ

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 学名をManihot esculenta Crantzといい,一般的な別名としてタピオカ・マニオクともいう。ブラジル原産のトウダイグサ科に属する灌木で,高さは4mにもなる。葉は掌状で互生(ごせい)する。熱帯アメリカでは,重要なでんぷん植物として,4,000年も前から栽培され,主食として利用されてきた。地下にはダリアに似た円錐状の塊根(かいこん)を形成し,大きなものでは長さ1mにも達する。このイモからとれる乳液を加熱すると,59〜70℃で糊化がおこり,もち状となり食用にされる。しかし,キャッサバには「苦味種」と「甘味種」があり,苦味種には外皮に“ファセオルナチン”を含み,分解すると猛毒の“青酸”となるので,そのまま食べると中毒をおこす。そのために皮をむいて加熱するか,砕いて水洗いして,毒成分を抜いてから調理する。挿し木や種イモでふやし,植え付け後およそ1年で収穫する。