●木戸孝允 きどたかよし
アジア 日本 AD1833 江戸時代
1833〜77(天保4〜明治l0)政治家。長州藩士。維新三傑の一人。通称桂小五郎,のち貫治・準一郎。号は松菊。藩医和田家に生まれ,桂家の養子となり,1849年(嘉永2)松下村塾に入門,1858年(安政5)ごろより尊王攘夷運動に入り,1862年(文久2)ごろより藩論に重きをなし,討幕連動を指導。1865年(慶応1)より藩の要職に就き(木戸貫治と改名),翌年長州藩を代表して薩長同盟を締結,武力討幕を推進。1868年(慶応4)1月,戊辰戦争がおこると上京し,総裁局顧問・参与・参議として政府の実権を掌握。五筒条の御誓文の起草に参画,版籍奉還,廃藩置県を指導した。この間「洋化派」とよばれる開明派官僚の指導者とみなされる。1871年(明治4)より岩倉使節団の副使として米欧を巡遊。1873年帰国するや,内治優先を主張して征韓論に反対。のち文部卿・地方官会議議長・内閣顧問などを歴任した。〔参考文献〕『松菊木戸公伝』1927,明治書院
大江志乃夫『木戸孝允』1968,中公新書
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