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●北原白秋 きたはらはくしゅう

アジア 日本 AD1885 明治時代

 1885〜1942 詩人・歌人。本名隆吉。福岡県柳川で生まれる。早稲田大学英文科中退。1905年『全都覚醒賦』を「文壇」に発表し,詩壇に認められる。1906年「明星」に参加するが,鉄幹への不満から,まもなく脱退する。1908年,高村光大郎・木下杢太郎らと「パンの会」を結成。1909年,耽美的な象徴詩の流れをくむ第1詩集『邪宗門』を発表。南蛮文学の先鞭となる。1911年に少年の日の郷愁を謳った『思い出』を発表し,詩壇の名声を得る。一方,1913年には歌集『桐の花』を刊行し,歌壇にも新風を巻き起こした。その後,東洋芸術の境地を拓き,詩集『水墨集』・歌集『雲母集』などを刊行する。1915年,文芸雑誌「ARS」1935年には短歌雑誌「多磨」を創刊し,日本的情緒を象徴する幽玄の美をめざす。また1918年ごろより童謡を手がけ,童謡集『トンボの眼玉』を初め優れた作品が多い。このほか民謡・小唄・小説・随筆など多彩な方面で,次々と新境地を開拓していった。

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