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●北島雪山 きたじませつざん

アジア 日本 AD1636 江戸時代

 1636〜97(寛永13〜元禄10)江戸時代前期の書家・儒学者(陽明学者)。肥後熊本藩儒臣北島宗宅の子。名は三立,別号は雪参・花隠・蘭隠・花谿子という。幼いときに長崎へ行き中国人の明僧兪立徳や元の趙孟頤,明の文徴明などの書法を学び,陽明学や文学を学んでいる。江戸時代の唐様書道の基礎を開いた人といわれる。彼は黄檗僧の即非や独立から書を学び,門人には細井広沢がいる。作品には『唐詩六曲屏風』,『陶淵明詩巻』などがある。性格は豪放で酒を好み,奇行が多かった。彼は1667年(寛文7)藩主の命を受けて『国郡一統志』を編纂している。そして肥後国誌にも通じている。1677年(延宝5)江戸へ出て唐様の雄健な書風をもって名声を築いた。主要作品としては上記作品のほかに『草書唐詩五言屏風』などがある。