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●気質 きしつ

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 一般的な活動水準・情緒的安定・反応のテンポと強度などの諸特性を含んだ反応パターンの個人的体質的傾向。先天的な基礎をもち発達の初期に現れ,生活経験や学習によって変化の生ずることが少ない基本的パターンをいう。そのパターンにもとづいて変化が規定される傾向があり,穏やかな人が環境状況によって活発になっても,外向的な人が活発になるのと異なった面があるような,人格の下部構造をつくっている感情的側面である。古く2世紀ごろガレヌスは体液にもとづいて多血質胆汁質憂うつ質粘液質4気質説を唱えたが,現在は行われていない。クレッチマーは世界50カ国以上に翻訳されている『体格と性格』(1921)において,分裂性気質〜分裂病質〜分列病・躁うつ性気質〜躁うつ病質〜躁うつ病・てんかん気質〜てんかん病質〜てんかん,と体格との親和性による3類型を明らかにし,シェルドンは正常成人の統計的分類により気質の3類型を見出した。