●紀元節 きげんせつ
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元とは元始の義であるが,また年号のことにも用いる。紀元は歴史上で年を数えるさいの基準で,明治政府が第1代神武天皇即位の年を元年とし,日本の紀元の始まる日(神武天皇即位の日)なるがゆえに紀元節と名づけた。1872年(明治5)11月15日の太政官布告をもって,翌年1月29日を紀元節の祝日と定め,改暦の結果2月11日をこれにあて,宮中皇霊殿にて天皇親祭の祭儀となった。1914年(大正3)以来全国の神社で紀元節祭を行うこととなり,民間有志はこの日を建国祭と称して祭典が挙行されていた。【建国記念日】大東亜戦争後の1947年,占領軍の意向としての祝祭日制度改正のさい,紀元節は廃止されたが,復活の声が高まり,1966年(昭和41)建国記念日審議会の審議答申を受けて,12月9日政令公布,翌年2月11日建国記念日式典が行われた。戦前の紀元節の祝日と意味を異にし,神武即位の日を記念するということではなく,この日が建国を記念するにふさわしい日としたのである。