●魏(戦国) ぎ
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前403〜前225 中国,戦国時代の国,七雄の一つ。周と同姓(姫)の畢(ひつ)公高の子孫と称する畢万が晋の献公に仕え,軍功により,前661年魏に封じられたのに始まる。その子(または孫)のギシュウ※注1※が晋の文公に仕えて活躍し,のち大臣を出すようになり,晋の六卿の一人として勢力を拡大した。前453年に韓・趙とともに実質上晋の領域を3分し,魏斯(文侯)の時,前403年周王から諸侯として公認され,安邑(山西省夏県)に都し,国勢はますます盛んとなり,中央集権体制の確立と富国強兵に努めた。特に西門豹が灌漑事業を興して田地を開き,農業生産力の向上と経済の安定に努めた。また前408年には名将呉起を採用して秦より河西の地を取り,その後中山・大梁を滅ぼし,楚をも攻撃した。こうして戦国初期の強国となったが,やがて秦の攻勢にあってしだいに後退し,恵王の時には大梁(河南省開封)に遷都し(前361,このため魏を梁とも呼ぶ),前329年には上郡15県を秦に献じて和を請うにいたった。一時信陵君が斉・趙などと結んで秦に反攻したが,結局,前225年秦の始皇帝に滅ぼされた。
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