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●桓公 かんこう

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 斉侯。在位前685〜前643年(桓公1〜桓公43)。諱は小白。兄襄公の暗殺後,弟の公子糾を破って即位。公子糾の輩下であった管仲を登用。宋の内乱を平定したのち,中原諸侯を会同し覇者となる(前679,桓公7)。燕を侵した山戎をうち(前664,桓公22),魯の内乱を平定(前660,桓公26)。狄に滅ぼされたケイ※注1※を夷儀に(前659,桓公27),衛を楚丘に再建(前658,桓公28)。中原をうかがう楚を召陵に退けた(前656,桓公30)。前652年(桓公34)には周の襄王の即位を援助。翌年,葵丘にて王の胙(祭肉)を賜わり,盟を行って諸侯に号令した。さらに晋の恵公の即位を秦とともに助け(前650,桓公36),戎の攻撃から王城を守り(前647,桓公39),淮夷に侵された杞を縁陵に遷し(前646,桓公40),徐を侵した楚と戦う(前645,桓公41)うち病没した(前643,桓公43)。その後は五公子が公位を争い,斉の覇権は失遂した。春秋五覇の第1として戦国以降,さまざまに伝説化された。『国語』斉語,『管子』小匡所見の「参国伍鄙」の制は戦国以降の創作。また宋儒は桓公の覇業を「尊王攘夷」と称揚した。

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