50音順    語句から検索する

●カレン族 カレンぞく

アジア タイ王国 AD 

ビルマ・タイ国境沿いに分布する山地民。言語はチベット=ビルマ語族に属するカレン語。自称はパカニョ、カニョなど。ビルマではシャン州南部・カヤー州・カレン州・テナセリム地方などに分布し、人口は百数十万〜200万人と推定される。タイではチェンマイ県・メーホンソン県・ランプン県・タク県に多く、約18万4,000人。スゴー、ポー、ブェ、パオなどの下位集団に分かれる。山地に住むカレン族は焼畑耕作によって陸稲・玉蜀黍・豆類・芋類を栽培している。伝統的家屋は20〜30世帯が住むロングハウスであったが、個別家屋に変わってきている。平地のカレン族は水稲耕作に従事している。親族集団の構成は双系的であるが、祖霊(ブガ)は母系親族によって祭祀される。宗教はアニミズムであるが、仏教・キリスト教の影響も受けている。ビルマにおいては第二次世界大戦後、カレン族の分離・独立運動が続けられ、さまざまな組織が分立している。