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●カルロス2世 カルロスにせい

ヨーロッパ スペイン AD1661 スペイン王国

 1661〜1700 スペイン=ハプスブルク家最後の王(在位1665〜1700)。ナポリ王としては5世にあたる。フィリップ4世の子で,生まれつき肉体的・精神的障害をもち,脱魂王と呼ばれる。彼は父王の再婚後生まれた子供であることから,ネーデルランド地域の同家の相続権をフランス王ルイ14世から挑戦される。無能な母親とイエズス会士と貴族たちが宮廷を支配し,スペインを統治した。最初1679年ルイ14世の美しい姪のオルレアン公女マリールイズと結婚,1689年同女死去後,ついでマリアンヌ=デ=ニオブルゴと再婚,妻に支配される。嗣子が得られず,教皇インノセント11世の忠告に従って,遺言で自らの相続人にフランス王ルイ14世の甥のフィリップ=ダンジューを指名したが,1700年カルロス2世の死でスペインの同王朝は没落した。フィリップにスペインを遺贈したことが,のちに1701〜1714年のスペイン継承戦争の原因となった。