●カルロ=アルベルト
AD1789
1789〜1849 サルディニャ王(在位1831〜49) サヴォイアのカリニャーノ王カルロ=エマヌエレの子。フランスとスイスの革命的風潮のなかで教育を受け,ナポレオン軍に身を投じて竜騎兵の少尉となる。ナポレオン倒壊後ピエモンテに帰り,1817年卜スカナ大公の娘マリア=テレサと結婚。1831年サルディニャ王に即位,自由主義的諸改革(王国の封建的紐帯の廃止,王国を司法的に統一する新憲法公布,国内関税障壁の撤廃等)を断行。1840年代に入り,彼の強固な反オーストリア的態度がイタリアの統一と独立の希望を人々に抱かせるが,他方彼の目的はイタリアの解放ではなく,自由国家の名のもとに単に王国の拡大のみを策していると非難され,結局1849年ピエモンテ軍はノヴァラの戦闘でオーストリア軍に完敗し,失意のうちに王位を息子に譲って,ポルトガルのオポルトに引退した。