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●カール4世 カールよんせい

AD1316 

 1316〜1378 ルクセンブルク家出身の神聖ローマ皇帝(在位1347〜78)で,べーメン王兼任(カレル1世)。ルクセンブルク朝の皇帝としては,ハインリヒ7世(在位1308〜13)についで二人目,カールはハインリヒの孫にあたる。ハインリヒ7世の死後,帝位はバイエルン公のルートヴィヒ4世がハプスブルク家のフリードリヒを破って継承したが,そのあまりに強引な所領拡大政策は一部諸侯の反発をかい,1346年カールが対立国王として擁立されるに至った。そして翌年,ルートヴィヒの死により帝位を完全に認められ,1355年にはローマで帝冠を授かった。彼は対イタリア不干渉政策をとってベーメン統治に意を注ぎ,シュレジェン・ラウジッツ・ブランデンブルクを領土に加えた。また,1356年には有名な金印勅書を発布,聖俗7人の選挙侯による皇帝選挙体制を確立し,二重選挙の発生防止につとめた。アブィニョン幽囚中の教皇のローマ帰還にも努力し,1377年にはその目的を果たして,ドイツの国際的地位を高めた。このほか,首都プラハにドイツ最初の大学を設立し(1348),文化を保護したことでも名高い。

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