●カルメル修道会 カルメルしゅうどうかい
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四大托鉢修道会の一つ。1155年ごろ,パレスチナのカルメル山にベルトルドの設立した隠修士集団に始まる。13世紀初めエルサレム総大司教アルベルトにより修道戒律が定められた。イスラームに追われキプロス・シシリー・南フランス・イングランドへ移動。1247年聖シモン=ストックの許しで戒律の緩和が図られ,托鉢修道会をモデルに改組された。同年教皇インノケンティウス4世から新戒律の承認を得た。以後この修道会は西ヨーロッパに普及し,四大托鉢修道会の一つに発展。15世紀に入ると修道生活の弛緩がおこり,衰退。ジョン=ソレトの改革運動などをみたが,スペイン中部の町,アビラのテレサ(1515〜1582)の改革によって再び隆盛をみる。1562年女子修道院が,続いて十字架のヨハネの協力で男子修道院が建てられ,カルメル山の隠修生活を手本に,禁欲と観照生活が復活した。1593年別個の跣足カルメル修道会として教皇が承認。従来の方は履足カルメル修道会という。