●ガルニエ
ヨーロッパ フランス共和国 AD1869 第二帝政
1869〜1949 フランスの建築家。1899年,国立銀行の設計によってローマ大賞を受賞し.イタリアに留学。産業都市の都市計画を立案する。ガルニエは,都市の総合的な計画のみならず,その都市を構成する個々の建造物の設計にも意をつくした。彼は鉄筋コンクリートの素材としての美的・技術的可能性をいちはやく理解し,これを彼の建造物の設計に採用するとともに,ピロティ形式の導入や,コンクリートによるマッシブな建造物の設計など,現代建築の傾向を先取りしていた。ローマ留学を終えたガルニエは,リヨン市に戻るとリヨン市庁建築技師となり,総合的な産業都市構想による工業地を中心としたリヨン市の建設に全精力を傾けた。彼の代表作としては,コンクリートを多用した屠殺場・スタジアム・病院などが知られている。ガルニエは,このような創作活動を通して“20世紀近代フランスの先駆者”と評されている。