●ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語 ガルガンテュアとパンタクリュエルのものがたり
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フランソワ=ラブレー(1494〜1554)の作品。一見荒唐無稽な巨人物語に託して,新しい思想と学識を語ったフランス=ルネサンスの代表作。今日5巻に整理されているが,まず第2巻『パンタグリュエル物語』が刊行された(1532)。中世の説話物語『巨人ガルガンテュア大年代記』に材をとり,別の民間巨人伝説の主人公パンタグリュエルを結合させた新しい読み物である。スコラ学者や教会の硬直した姿勢を諷刺したので,パリ大学によって禁書とされる。以下の巻も同様である。ついで第1巻『ガルガンテュア物語』(1534)において,主人公の父を語り巨人族の系譜を構成した。同巻中の「テレームの僧院」と題する章は,彼の思想的理想郷を描き出したものとして知られる。第3巻(1546)では,主人公の家臣パニュルジュの口を借りて婦人問題を論じ,第4巻(1548)・第5巻(遺稿,1564)はパンタグリュエルの航海記である。
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