●カリンガ
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インド東部海岸地方の名。今日のオリッサ州。紀元前からこの地には同名の王国があり,北インド・南インドの諸王朝と対立・併合を繰り返していた。前261年ころアショカ王がこの地を征服した際に大量の殺りくを行った。王はこのことに深く感じ仏教に帰依し,以後国教とした。前1世紀ころにはこの王国はジャイナ教徒のカーラヴェーラ国王のもとで強盛を誇った。デカン西部の諸国を破り,西北のギリシア勢力を追い,北インドではマガダ王国を征服,南部に進んでははるかマドウライのパーンディヤ王国を攻略した。しかし同王の死とともに衰退した。この王国は古来ベンガル湾を利用した海上貿易に従事していたようであり,セイロン・ビルマなどとも交易を行っていたという。