●ガラビーヤ
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アラビア語のジルバーブ(衣服の意)の訛ったエジプト表現。アラブの衣服は,ゆったりした長衣に特色があるが,社会的地位などによって布地・衿の形などが異なる。ガラビーヤという場合は,エジプト農民の着用する衣服である。この衣服の一つはバラディーといい,絹糸で縁どりした丸くえぐった衿のあるもので,下にスディリーという胴着をきる。胴着には30個余りの小さいボタンがついている。他の一つはアフランギーといい,ワイシャツのような裾長の衣服である。農民はバラディーを着用し,村の教師や農業協同組合の職員たちはアフランギーを着用する。また,キャラコをインディゴで染めた青地のガラビーヤが,農民の仕事着とされる。これは,ガラビーヤ=ザルカーすなわち「青いガラビーヤ」と呼ばれ,エジプト農民の代名詞ともなっている。