●鎌倉番役 かまくらばんやく
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鎌倉時代の武家役の名称の一つ。御家人が順番で幕府に奉仕した諸役の総称である。そのなかには学問所・近習・御格子・問見參(もんけんざん)・廂(ひさし)・昼・侍所の諸番役および大番役などがある。そしてとくに幕府の警備および諸門の守護に当たっている。廂番は中の御廂所に宿泊侍衛するもの。学問所番は実朝のときおかれ学問所宿直芸能上の用に応じるもの。問見參番は宮中の出仕者を点定するもの。昼番は歌道・蹴鞠・管弦・九華・弓馬・郢曲その他一芸に秀でるもの。近習番は将軍の側近に仕えるもので待所へ属す。御格子番は格子開閉をとりしまるもので政所へ属す。その他に大番役があった。大番役の初見は1223年(貞応2)5月16日であるから,それより前は番役とよんだ。これは京都大番にならったもので,古例からすると番役といい,鎌倉番役・当番といって,御家人に1カ月ないし2カ月交替で毎夜勤番されるものをさしたと考えられる。