●カプア
ヨーロッパ ヨーロッパ AD
イタリア西部のカンパニアにある古代ローマの都市。前600年ごろエトルリア人によって建設された。エトルリア人の勢力が衰えると,前440年頃サベリ人が増大し,前425年頃カプアを占拠した。前343年頃新たにサベリ人の侵入を受け,ローマの保護を受ける。前312年,アッピア街道ができてローマとのつながりが深まり繁栄する。前216年,第二次ポエニ戦争の際,カルタゴ軍のハンニバルの側につくが,前211年,ローマに奪回されて市民の有力者が処刑され,政治的な諸権利や土地を没収された。前73年,カプアにある剣奴(グラディアトル)養成所からトラキア出身の奴隷スパルタクスが逃亡し,有名なスパルタクスの反乱(剣奴の乱)をおこした。前59年,カエサルが2万人のローマ人を植民させる。456年,ヴァンダルによって攻囲される。840年,イスラームによって破壊され,市民はカシリヌム(現在のカプア)に逃亡し,856年新しいカプアを建設した。