●寡頭制 かとうせい
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少数の支配者によって国家権力が握られている統治形態。一人制・少数制・多数制といった支配者の数による分類の一つ。したがって君主制・貴族制・民主制といった統治形態とは異なる。プラトンやアリストテレスは,ギリシアの都市国家が少数支配であったことから,寡頭制を貴族制の堕落した形態としてとらえているが,多数制の典型である共和制も実際には少数支配者によるものが多く,寡頭制という見方もある。現在では,政治的寡頭制,経済的寡頭制と政党・会社・組合組織・銀行・宗教団体など少数支配の形態が明らかなことから,広範に使われている。ドイツの社会学者ロべルト=ミヘルス(1876〜1936)は,社会集団はつねに少数者に支配権力を握られるという“寡頭制の鉄則”を発表し,寡頭制支配者が集団を自己の利益追求の手段としトラブルが生じるとしている。また,今日みられる,独占資本により国家支配がされる形態を金融寡頭制という。