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●活版印刷術 かっぱんいんさつじゅつ

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 活字を使って印刷する方法。西欧での活版(活字)印刷は,1423年オランダのコステルが,まず木製の,ついで鉛と錫の活字を使って創始したとの説がある。ドイツのグーテンべルク(1400?〜68)は,金銀細工師のフストとともに1450年ごろ活版印刷を開始,最初,金属を刻んだゴシック活字を使用して36行のラテン語『グーテンべルク聖書』を印刷した。さらに金属の鋳型をつくり,活字を改良,小さくかつ円味を帯びた活字を贖宥状(しょくゆうじょう)の印刷に用いた。贖宥状の発行が宗教改革の一因になったことと,活版印刷術の発達が大規模な古典の翻訳出版や聖書の普及・研究を促し同様に宗教改革の進行に貢献したことは注目されてよい。東洋においては,11世紀,北宋の畢昇(ひっしょう)が泥を膠(にかわ)で固めて活字を発明したが,実用的ではなく,12世紀末に高麗で金属活字がつくられた。活版印刷術は羅針盤・火薬とともに三大発明と呼ばれる。

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