●家族計画 かぞくけいかく
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家族生活は子どもの数や子どもたちの年齢の差によって影響を受ける面が大きい。したがって,それぞれの家庭の経済状態や両親の年齢・健康状態・精神上の負担などを考慮して何人の子どもを生んだらよいか,いつ生み終わるのがよいか,どのくらいの間隔をおいて生んだらよいかをよく検討することが合理的・文化的で健全な家族生活を築くために必要となる。最近のように主婦の社会進出・家庭外活動が常態化した時代では家族計画の重要性は一層強いものがある。家族計画は産児制限とも呼ばれ,これらは1930年代から使われだした比較的新しいことばであって,その系譜をたどると,1800年代の新マルサス主義運動で提唱された産児制限・出産抑制・避妊にまでさかのぼることができる。新マルサス主義では,治制人口が社会の進歩を妨げるという見地から出生抑制によって人口の過剰化を防ぐための避妊が提唱された。アメリカのサンガー夫人はこの産児調節運動の提唱者として有名である。