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●喀什喝爾 カシュガル

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国,新疆ウイグル自治区西南部,タリム盆地の西端にあるオアシス都市。人ロ約10万人(1979)。ウイグル族が70%を占め,そのほかはタジク・キルギス・回・漢の諸族が住む。喀什とも呼ばれる。古代シルク=ロードの要地で,前2〜8世紀間は疏勒の名で中国史書にみられ,以後かわってカシュガルの名称ででてくる。16世紀以降,イスラーム宗教貴族ホジャ家の拠点となったが,18世紀後半より中国(清朝)の領域にはいった。19世紀後半にはヤクーブ=ベクの乱,西隣のロシア・南隣のイギリスの角逐の場となり,ついでシルク=ロード遺跡調査の基地として国際的に脚光を浴びた。現在は一帯の農畜産物の集散地であり農業機械・紡績・製糸・皮革などの工場を有し,タリム盆地一帯の経済・交通の中心である。また,パキスタンのキルギットとのあいだで行われているバーター制の「辺境貿易」の中国側の基地でもある。

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