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●ガジャ=マダ

アジア インドネシア共和国 AD1310 マジャパイト王国

 1310?〜64 ジャワのマジャパヒト王朝の宰相。1319年に反乱を鎮圧した功により親衛隊長から知事に抜擢され,さらに1330年,トリブヴァーナ王により五人の大臣の筆頭たる宰相に任じられ,以降,1364年に没するまでの34年間,同王及び次のハヤム=ウルク王の下で政治の実権を握り,マジャパヒトの最盛期を築き上げた。彼は宰相就任直後の1331年に東ジャワでおこった反乱を鎮圧して以降,シンガサリ王朝末期以来流行していた密教呪術をたち,それにもとづく平和外交から武力外交へと政策を変え,積極的な領土拡張に乗り出した。この政策は1351年の西ジャワのパジャジャラン国王暗殺までつづけられたが,この間にマジャパヒトはほぼ現在のインドネシア共和国にあたる地域とマレー半島の一部を支配する大帝国に発展した。内政においても,立法・司法面で力をふるった。彼の死後は,4人の大臣が宰相の権力を分掌したといわれる。